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理論と戦略の学習(会員登録者向けページ)(11.1.6)


「社会的学習理論」と「意思決定論」のビデオと解説を追加しました(11.4.5)

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<指導者レベルキャリコンに求められる面談スキルのイメージ>



熟練レベルキャリコン以上に面談としてスキルを高めてほしいのは
1)真の問題を把握する力
2)解決する為の力(理論と戦略)
3)関係を維持しながら2)を実行できる力
の3点だと私(田中春秋)は考えています。
1)については色々な方法がありますが、論理療法を勉強することが視点を獲得する上で手がかりになります。
2)3)は、これまであまりカウンセリングの世界では強調されていませんでしたが、「問題解決」と考えた時に、専門家が解決の方法を知っていることは非常に重要です。
更に言えば、熟練キャリコンに対しては「どういう方法でもよいから前向きな変化が出せれば」と教えていますが、指導者になってくると複数のアプローチを駆使できるだけでなく、問題に応じどの方法がよいかを使い分けでき、指導する場面においては受講生が使っている理論をベースに指導として高めることが基本であり、更に別のアプローチの視点からもアドバイスができることが(理想的には)求められます。
ここでは2)の理論と戦略の概要と、3)として私が「理論別アプローチ例」として面接のビデオを学習の素材としてアップしています。

尚、「会員の登録を」とお願いしているのは、最後の最後本当にクライアントに対し「よりよい」価値提供をしようと思った時に、最も重要だと気付いたのは「自分自身のネットワーク」があるかどうかだからです。
クライアントの問題を解決するために自分自身が何でもできるスーパーマンになるよりもネットワークを広げる方が現実的です。
皆さんに私のいざという時の外部ブレインになってほしい。私一人が知っていることなど小さいので、信頼の輪を広げていきたい。その為にまず私が知っている知識をできるだけ提供しよう、というのがこの頁。
セキュリティをかけて本当に登録した人だけにすることも考えましたが、まず見てから登録できた方がいいかと思い、善意で登録をお願いする形にしました。
どんな人が読んでいて、どう感じているか分かった方が作るモチベーションが出るので、メッセージよろしくお願いします。

<キャリアカウンセリング(コンサルティング)の理論と戦略>
いろいろな分類方法があるのですが、「キャリア」「カウンセリング」という面でみると「キャリアの問題解決に有効なキャリア理論」と「カウンセリングをどう進めるかという方向性のカウンセリング理論」とがあります。
例えば「失業したが景気が悪いから仕事なんかないと思い就職活動する気にならない。面接が怖い」というケース。カウンセラーがカウンセリング理論の認知的アプローチの論理療法で、認知のずれをなくして論理的に考える(景気が悪いからこそ通常時よりたくさん受けないと採用されない。面接も落ちても自分の人格が否定されたわけではなく、また練習すれば面接もうまくなると思えた)ようになったとしても、より良い会社に就職する、よりよい人生を歩もうと考えると、そのカウンセラーからは「職業やキャリア関係の専門家に相談したらどうですか?」とリファーされます。そういう職業とかキャリア問題に解決に便利な理論も、片方で「キャリアの専門家」である以上知っていてほしいものです。

<カウンセリング理論>
代表的には
〇感情的アプローチ
〇認知的アプローチ
〇行動的アプローチ
〇包括(折衷)的アプローチ
の4種類で整理できます。
・感情的アプローチの代表はロジャーズで、人は真に自分の感情に触れれば、良い方向に自己実現をめざし発達する力を内在している。だから、感情に触れることが解決につながる、という考え方。
さんざん訓練されていてイメージできていると思うので、特にビデオは作りませんでした。
弱点とし解決まで時間がかかる、という問題があります。ビデオをとってもどう解決に近づいているのか分かりにくい(パーソナリティの問題はやりやすいが、就職転職異動等相手がある問題は特に1回のビデオで変化を見せにくい)というのも作れなかった理由です。
・認知的アプローチの代表はエリスのREBT(論理療法)。クライアントの否定的な感情や自滅的な行動は出来事から直接引き起こされるのではなく、クライアントの考え・信念から引き起こされる。特に非論理的・非合理的信念(イラショナルビリーフ)が問題を引き起こしやすい。
イラショナルビリーフを論破し、建設的功利的考え・信念を獲得できると、否定的な感情や自滅的な行動という「結果(問題)」も解決する、という考え方。
これは今「認知的アプローチ」の研修やセミナーをキャリアカウンセリング協会だけでなくキャリア協議会でも実施していますので、機会があれば参加してみてください。
戦略だけではなく、「クライアントの真の問題の把握」という点でも非常に役に立ちます。
また、面接例をビデオでアップしています(ビデオ学習のコーナー)ので、ご参考まで。
→ビデオ学習のコーナー
・行動的アプローチの代表はウォルピ。ウォルピの系統的脱感作は「不安をイメージ→評価→弛緩(リラックス)を繰り返すことで、段々恐怖が薄れていく」というような方法。
もっと簡単な方法は正の強化でクライアントの望ましい行動を増やす、というような手法。
正の強化は難しくありませんが、系統的脱感差や暴露法(あえて避けていた問題に立ち向かう方法)等はリスクが結構あるので、これはきちんと専門の先生に対人で学んでいただきたいと思っているのでビデオを作っていません。
・包括(折衷)的アプローチの代表はアイビーやカーカフ。現代のカウンセリングの実践場面では純粋に「感情」「認知」「行動」だけを実施するのではなく、それぞれの要素を少しずつ取り入れた折衷派が主流です。
例えば「認知行動療法」というような組み合わせた方法もよく使われてますが、だからと言って感情を無視している訳ではありません。

<キャリア理論>
ここでの分類はGCDFで説明している分類にしています(私が昔GCDFを教えているキャリアカウンセリング協会でプログラムを作っていたので)が、実際には様々な分類方法があります。
また、ビジネス系の方はMECE(もれなくダブりなく)が気持ちいいと感じるでしょうが、ここでの分類は知っておくと便利な理論という軸で選んでいるので重なりがあります。
これだけ知っておけばほとんどのキャリア問題の解決の道筋が見える、とおもうので、知っていてほしいと思っているのが
〇構造的アプローチ
〇発達論的アプローチ
〇社会学習論的アプローチ
〇意思決定論的アプローチ
・構造的アプローチは「個人」→「仕事」を要素を中心として仕組みで考えていく方法。
特性因子論やタイプ論もこの中に含めて整理しています。
代表はホランドやウイリアムソン。
個人のパーソナリティ(スキル、能力等)と環境(仕事、仕事が必要とするスキル、能力)とが合致した方が職業満足度もパフォーマンスも高い、という考え方。
特にキャリア領域の専門家はこの理論は使いこなせるようになっていてほしいと思います。
また専門家の方が正しい情報を持っていて、適切なアドバイスができるからこそ活きる理論ですから、どんな仕事はどんな能力が必要か、あるいはどんな能力があればどんな仕事もやれそうか、という知識と、どの能力を活かす求人は見つかりそうか、どうすれば見つけることができるかという情報や情報探索法を増やしてください。
マッチングが重要ですから、どういう検索キーで仕事を引けるのかを知っておくことが重要です。
検索端末が使える面接であればやりやすいのですが、検索がその場でできない面接では、どうやって自己理解をさせて仕事につながるキーを明確にするのか、どうやってそのキーから仕事を合わせていくのか、カウンセラー(キャリアコンサルタント)の知識レベルが求められます。最低でも道具を使わなくても、クライアントのホランドコードやそれに対応した仕事ぐらいは話ができるようになってください。
・発達論的アプローチは、人は成長発達する。何か問題があるという時、その問題を乗り越えることで成長できる、成長の機会であるという考え方。
代表的な学者はスーパーですが、「乗り越え方」ではシュロスバーグが使いやすいです。
シュロスバーグの4Sトランジションの「状況」「自己」「支援」「戦略」を整理して、自分の資源を活用する行動をする、という方法は、シンプルですが困った時の手がかりになります。
この「整理」も、実際の面接場面ではカウンセラーが4つの視点についてクライアントの質問していく行為です(あるいは枠を提示してそれについて語ってもらう)。
構造論だと「この人はこういう人だからこういう仕事」と考えますが、個人が成長発達するならば仕事も変化します。自分に向かない部署に異動させられる、という時、構造論だと向いている部署にどう移るか(環境を合わせる)考えますが、発達論だとそこでの仕事にどう適応するか(環境に自分を合わせる=新しい自分の獲得→成長)を考えます。同じ状況でも、対処の方法は理論によって大きく異なるわけです。
・社会学習論的アプローチは「自分が経験したことから学ぶ」という学習論の考え方に、「人は社会(他者)からも学ぶ」というものを加えた考え方です。赤信号で危ない、というのは、自分が経験したから学習したのではなく、他人の観察から学べています。
代表的な乗り越える方法は「モデリング」。
学者としてはバンヂューラとクランボルツをあげておきます。
・意思決定論。これは実はどの理論にも意思決定の要素は入っています。しかし、意思決定のシーンに特化して説明している部分を知っておくと役に立ちます。
代表的な学者はジェラット問題をはっきりさせて、データを集めて、選択肢を上げて結果を予測し、何が望ましいか自分にとっての価値を整理したうえで、どう決めるか決定基準を決め、コンピュータのように論理的に判断するのが前期。しかし後期には変化の激しい時代は論理性だけでは決められず直感や夢も大事にすると全能的アプローチを提案しました。

今回各理論を面接場面で戦略としてどう使うかイメージしてもらう素材として、理論別アプローチのビデオを作成しました。
学習方法は以下です。
1)逐語を出力し、クライアントの問題が明確になるなるまでの部分までの面接を見て、いったんビデオを中断してください。
2)自分だったらこの問題に対し、どういう方法で進めれば解決できそうか大きな道筋を考えてください。可能であれば面談で指示している理論をベースに、自分だったらどう進めるか具体的な方法を検討してください。
3)私の面談で何をやっているのかを意識したうえで、逐語を見ながら残りのビデオを見て
・クライアントに価値提供できているか(前向きな変化があったか?)
・なぜその変化が起こったか?
・もっと前向きな変化を大きくするためにやるとよいことは何か?
を自分なりに考えてみてください。

ビデオは既に4種類とも撮影しているのですが、作後を書くパワーとビデオをNETにアップする時間が十分になく、「社会的学習理論アプローチ」「意思決定論的アプローチ」は私のゆとりができるまで少し待っていてください。
(クライアント役は熊本の永池さん、福岡の吉田さんがみなさんの為にボランティアで引き受けてくださいました。ご協力に感謝します。)
info 構造的アプローチ逐語
<構造的アプローチ面談例>






info 発達論的アプローチ逐語
<発達論的アプローチ面談例>



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info 社会的学習理論アプローチ逐語
<社会的学習理論アプローチ面談例>


info 意思決定論的アプローチ逐語
<意思決定論的アプローチ面談例>


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面接の解説を追加しました(ビデオと逐語を見た後に読んでください)(11.2.25)
・構造的アプローチ解説
・発達論的アプローチ解説
社会的学習理論アプローチ解説
・意思決定論的アプローチ解説

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